コウノドリ第三話 新米パパさん、観たってー!!
こんばんは、たちばなです。
いやー、観始めてしまいました。
前シーズンは一切観なかったんですが。
興味はあったけど、ちょうど乳幼児育児の疲れで少しでも寝たいーってのがあった&あまりにも親と妹が押せ押せだったので、その押しっぷりにドン引きしてしまった経緯がありまして。
マンガの方はちょいちょい読んでて、そのイメージ崩したくないのもありましたよね。
でも、なんとなーく先週観てしまったら、ドはまりしてしまいまして。
で、またしても初回からではなく観てたわけです(笑)
二話目は、妊娠中期で子宮頸部腺がんと診断された妊婦さんのお話でした。
私だったらどうしただろうなぁと色々考えさせられました。
そして今日の第三話、目覚ましセット態勢で臨んでしまいました。(こどもらに添い寝してそのまま寝落ちが多いので)
さてさて。今回のお話ですが
産後うつと無痛分娩の二人のお話。
もう、本当にタイトル通りなんですけど、新米パパさんに声を大にして言いたい!
新米パパさん、観たってーー!!
いえ、新米さんじゃなくても全男性に観てほしいのです。
お父さんというのも、大変だとわかってるんです。お母さんよりかは子供との結びつきが弱いですし。
実際はお母さんのことも、子供のことも想っているのでしょうが、方向性が間違っていることも多々あるから。
ちょっと足を止めて観てもらえたらなーと思います。
前置きが長くなっちゃいました。
さてさて。1話から出てきていた、赤ちゃん(心室中隔欠損症の持病ある)を出産したキャリアウーマン佐野彩加さん。
初産で慣れない育児、うまくまわらない家事、仕事復帰への焦り。
そんなこんなで、かなり追い込まれていました。
頑張り過ぎちゃうお母さんの「大丈夫」って言葉は、本当に気をつけなきゃです。
いうなれば、酔っ払いさんの「大丈夫」と一緒。全然大丈夫じゃない。むしろ表面に出ない分、それよりももっと良くないです。
イクメン気取っている、夫・康孝さんや、男は仕事・女は家的な考えの実母も追い打ちかけてましたね。
「おれ、会社ではイクメンって呼ばれてるんだ」
「なにイライラしてんのー子供産んで性格変わったよ」
あほかー!
なにがイクメンか!状況しっかり見ろよ!つーか、奥さん見なよ!
本当に「は?何言ってんの」だよ
頑張ってるお母さんにとって、周りの無理解とか母親像の押し付けってツライです。
もう、身につまされました。
私はここまで仕事大事の人間ではありませんでしたが、二人目が待機児童になった経験もあり、保育所が決まらない焦りなんかはよく分かります。
産休育休はお母さんにとって大事な権利ですが、心情的には、違うんですよね。
大きなプロジェクト抱えていたら、余計にですよね。
それにさらに追い打ちをかける、後輩の来訪。
というか、この後輩、あまりにも空気読めてないですよ。
いや、本人は、可愛い赤ちゃんとずっと一緒にいれますよ!プロジェクトの事とかは気にしないで的なことだったんでしょうけど。
逆効果ーー!!
それにしても、どのくらい後輩来訪まで日数あったかは不明だけど、家の状況改善とか、自分の身支度とか、スゴイよね。
本当に佐野さん頑張りすぎ。若干見栄っ張りもあるのかなーと思うくらい。
思いつめすぎて、赤ちゃんを病院に置いて行ってしまった佐野さんだけど、ギリギリで四宮先生が間に合って本当に良かった。
説得の仕方がかっこよかったー!
「だから、今あなたを引き留めているのは俺のわがままです!」
「治ります。治療です」
あの手の絶望してる人に、悲しむ人がいるとか死んでいいことなんかないとか、そんなの効かないよね。
私もあの手をとりたい!
その後のメディカルソーシャルワーカー向井さんの
「私も子供を窓から放り投げたいと思ったことあるわよ(笑)」
「みんな、子育て美化しすぎです」
この言葉に本当涙出そうになりました。
私も家事大好きー!育児大好きー!って叫んでなくて良いんだよね、と。
まわりに家事育児完璧な方や、もう子供可愛くて可愛くて仕方ない!って方が多くて、私もそうでなきゃいけないのかな。怒ってばかりでお母さん失格だな。とか一時期かなり悩んでいたので。
それと、もう一組。
無痛分娩の山崎麗子・友和夫婦のお話。
こちらはこちらで、あー覚えあるなぁと苦笑いしちゃいました。
特に一人目の時でしたが、周りから言われたこと、良いと雑誌にあることなどなんでも鵜呑みにして、結果あまり良くないという(笑)。
さすがに山崎さんほどひどくはなかったけど。
しかし、夫・友和さんの人間のでかさといったら!
「痛みがないと愛情がないなんて言うなら俺たち男はどうやって父親になっていけばいいんだ?」
名言ですよねー(泣)
ちゃんと人間の根っこのところがしっかりしてなきゃ言えないですよ。
もうしっかりお父さんですよね。
チャラくてもいいんです。そんなのはいつでも卒業できるし、結果しなくても問題なし。奥さんをきちんと支えてあげられる友和さんは本当に格好いい人です。
きっと楽しい家庭を育てていけるのはこんなひとなんだろうなとシミジミ思います。
今回は四宮先生のカッコよさもさることながら、内容も母親として救われる思いがしました。
うーん、DVDやBlu-ray考えちゃいますね。
星野源さんファンとしては、全然アリですが、ちょっとサクラ先生の出番が少なかったような…。
あ、今更ながらですが、吉田羊さんが演じる助産師の小松さんがものすごーく大好きです。はまり役と思います!!
今からもう次回が楽しみ!