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おたふくかぜ 予防接種受けてきました

こんばんは。たちばなです。

二日前、初めて娘が「お片付け」をしてくれました。ちょっとイライラして、ごみをゴミ箱に投げたところ、外れて床に。

あーあ、と思いながらぼーっと見ていたら、娘がトコトコとあるいてごみを拾い、ごみ箱へ。本当に何気なくさらっとやってて、しばらくしてから、あれ?これってすごくない?と感動が後からきた感じでした。

 

さて、娘は本来5月くらいには接種可能だったのですが、風邪や突発性発疹等で伸びに伸びて、本日の接種となりました。

任意ですし接種には悩みましたが、保育所に行ってることと共働きのため、受けてもらうことに。

前回の予防接種では接種後だいぶ泣かれましたが、今回は意外とあっさり。任意接種を受けたこどもがもらえるヨーグルトが良かったのかな?

ちなみに娘が行ってる病院では、おたふくかぜの予防接種料金は2500円です。

おたふくかぜの予防接種についてはいろいろ注意もあるため、まとめてみました。

 

おたふくかぜとはなんぞや?

麻疹ウイルスの一種「ムンプスウイルス」に感染して発症する流行性耳下腺炎のことです。

ムンプスウイルスは、耳の前下にある耳下腺、下あごにある顎下腺に感染するので、その周辺が腫れ、熱等がでてくるのです。

感染すると潜伏期間は二~三週間くらい。その後に両方、もしくは片方の耳下あたりが腫れてきます。

感染経路は「飛沫感染・接触感染」で非常に強い感染力を持っているため、一人が罹ると一気に広まる状態になってしまいます。

 

おたふくかぜの症状

わたしと同じ年代(30代)の方でしたら、かかったこともあるのではないでしょうか?

症状としては

 ・発熱、38度以上の高熱

 ・耳下腺の腫れ

 ・頭痛

 ・嘔吐

 ・倦怠感

一般的な風の症状に似ていますが、一番の特徴は耳下腺の腫れでしょう。私もだいぶ腫れたのですが、触ると痛いし、口を動かしても痛いので食欲も落ちます。

これがだいたい1週間ほど続きます。

 

おたふくかぜに感染した全体の約3割程度のこどもたちは、不顕性感染といって何も症状が現れないまま過ごすことがあります。

 

また、だいたいのこどもは38度程度の発熱がありますが、稀に熱がでなかったり、両側腫れる子、片側腫れて時間差でもう片側も、などなど様々です。

個人差があるため、疑われるような症状があらわれた際には、すぐに病院へ受診がよいといわれています。

 

おたふくかぜの重症化

おたふくかぜで怖いのは、合併症が多いということです。

・けいれん

脳炎・脳症

・無菌性髄膜炎

・難聴

・膵炎

髄膜炎

・急性散在性脳脊髄炎

・男の子→精巣炎・睾丸炎

・女の子→卵巣炎

これらを防ぐためにも、きちんと受診することが大事です。

 

おたふくかぜの予防接種

≪時期と回数≫

1歳以降に1回、追加接種として5~6歳頃に1回行うと長期予防ができるといわれています。

保育園や幼稚園等の登園規制にあたる病気のため、かかると完治するまでお休みしなければなりません。接種時期がきたら早めに接種するのがおすすめです。

 

≪方法≫

生ワクチンを皮下注射で接種。

任意接種ですが、自治体によっては一部負担あるところも(ちなみに仙台はH29年6月現在はありません。)

風邪症状があるとき、ほかの病気にかかっているときは受けられませんので、心配な時は先生に相談するのが一番です。

 

≪免疫≫

90%前後の人にできるといわれ、接種2週間前後からできはじめます。

 

≪ほかの予防接種との間隔≫

4週間(27日以上)以上あける必要があります。

 

おたふくかぜの副反応

主な副反応は以下のようなものがあります。

脳炎

髄膜炎

・急性散在性脳脊髄炎

・脳症

・けいれん

・耳下腺炎・耳下腺腫大

・発熱

・血小板減少性紫斑病

・急性膵炎

・難聴

・まれに、接種後30分以内にアナフィラキシー

・接種後二~三週間後に発熱、耳の下の軽い腫れ(数日で治る)

・ごくまれに、接種後から二~三週間後に無菌性髄膜炎

 

おたふくかぜは副反応の被害件数が多いことでもしられています。

その中でも髄膜炎が最も多く、全体の60%、次に脳炎となっています。そのため、任意での予防接種となっています。

ただ上でも記載したように、重症化しやすいのも確かですし、共働きされているご家庭では1週間前後休みをとるのが難しいといった事情もあるので(我が家はコレが大きいです。)、かかりつけ病院の先生とよく相談して、納得した上で接種させるしかないかと思います。

 

いずれにしても、予防接種にはリスクが必ずあります。

我が家も息子・娘ともに小児肺炎球菌ワクチンで発熱してますし、特に任意ワクチンの接種は判断が難しいです。

父母できっちり話し合いをして、信頼のおけるかかりつけの先生と連携して予防接種の実施計画を立てていくのがよいかと思います。

 

ちなみに我が家では、かかりつけの先生をこっそり、「予言師」と呼んでます。

受診した際の、体調復帰までの期間が恐ろしいほどに的確なんです。

「あ~、今回は4日かな。土日あってよかったねぇ」

共働きかつ実家が遠方で頼れない身には、この見立て、とっても助かるとともに、予想以上の日数だと絶望も味あわされます。

 

6月もそろそろ終わりですね。娘や息子には大人の都合で保育所行ってもらってて申し訳ないと思いつつ、来月は体調崩さずにすむとよいな~と切に思う日々です。

 

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